最高学部3年生によるテーマ別グループ研究・公開合同ゼミは、下記の日程で開催された。
11月26日(火)自然の創造と理解、数理モデルとインターフェイス
11月28日(木)環境と経済・社会、ライフスタイル
11月30日(土)人間形成と教育、世界と日本の文化
左:環境と経済・社会 右:ライフスタイル
左:人間形成と教育 右:世界と日本の文化
合同ゼミとは、ただ研究成果を発表して聞いていただくだけではなく、他のゼミと合同で行う討論の中から、普段のゼミでは思いつかない視点や自分たちでは気づかない問題・課題点などに気づき、今後の研究に活かせる材料を得ることを目的としている。
3日間の公開合同ゼミの様子としては、ひとつ上の学年の報告会に比べて、研究も模索状態であり、報告の完成度も低いことから、例年、報告会に足を運ぶお客様や学生は少なかった。しかし、今年度は3日間を通して、毎回約70名もの先生や学部生、父母が報告会に参加したことは、実に良いことだと言える。
3日目の会場の様子
私たち報告者は、普段ゼミ内での報告などは実施しているが、公として自分の研究を報告する機会は初めてだったため、緊張している姿が印象的であった。しかし、各ゼミの特徴が報告ではよく表れていたのではないかと感じる。
私たち3年生は、最高学部後期課程に進学を許され、上述の6つのゼミで、それぞれの興味ある事柄を研究するスタートラインに立った。現在は異なるゼミでの異なる分野の研究であるが、今後はグループ研究として昇華し、最終的にひとつの結果として表れるだろう。今回の公開合同ゼミは、来年度につながる良いものになったと実感している。
リーダー:恩田将樹・鈴木仰(学部3年)