4月26日の午後に自然誌・環境グループは「春の自然観察会」を行いました。自然誌・環境グループとは、実習を通して学校運営を学ぶ1・2年生の授業である学園特別実習のグループの一つで、学園の自然環境、野生動植物の観察記録、手入れから,学園内を流れる立野川源流域の向山緑地の調査・記録・保全まで行っています。

新緑の自由学園

観察会の様子
日ごろ観察・手入れしている野生植物を、地域の方を中心に学外の方をお招きして共に観察して楽しむ自然観察会は、春秋と年に2回行い、今年で15年目以上になります。
会は終始和やかな雰囲気で行われ、4月に入ったばかりの1年生がしっかりと植物を説明する場面も見られました。今年は多雪のあと4月に入って急に暖かくなり、一斉に春の植物が成長し、ヤマブキソウやイカリソウをはじめとする植物が美しく咲いていました。

ヤマブキソウ(左)とヒメガマの穂(右,袋の中)
文:小田切李緒(学部3年)