学部について語り合う/学生生活・学外活動 - 自由学園 最高学部(大学部)/ 最先端の大学教育

学部について語り合う/学生生活・学外活動 - 最先端の大学教育【自由学園 最高学部(大学部)】

学生生活・学外活動

学部について語り合う

2014年10月29日

10月29日(水)は,礼拝を短く終えた後に,学部について学部生が語り合う時を持った.当日の参加者は学部生と教員あわせて64名であったが,椅子を丸く囲んで配置し,ひとりひとり順番に学部について日ごろ感じていることを語った.

学部について語り合う

礼拝の様子

この語り合いの時は,学生委員会の委員長を務める鬼崎衛くん(2年)の発案である.ある3年生は「体操会リーダーをして皆に助けられた.そのことを伝えたくて参加した」と語った.ある2年生は「細かいことでも言うと変わってくる喜びや楽しみがある.そういう積み重ねが学部を変えるだろう」と語り,ある4年生は「学部では人格を形成する時間をどこで作るか考えたい」と語った.ある3年生は「学部のことをもっと活用することが輝くことに繋がる.学部の先生ともっと話をするとよい.世界観が変わるであろう」と語った.時間の関係で全員が語ることはできなかったが,18人が発言することができた.

学部を語る

語り合いの様子

最後に,咲花昭嗣先生が「自分たちの自由を支えているものは何かを考えたい.自由学園では,自由の裏には責任があると言われるが,自由の裏にある規律を守っておかないと自由は失われていく.学部の危機は自由が失われてしまうことである.校歌にあるように自由は勝ち取るものであることを忘れないでほしい.それは社会でも必要な考え方であろう」と話された.

文・写真:遠藤敏喜(学部教師)

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