学部1年生31名は，4月25日（土）から26日（日）の1泊2日の日程で，埼玉県の嵐山にある国立女性教育会館にて，修養会を行った．学園長矢野恭弘先生，学部長渡辺憲司先生をはじめ教員も11名参加した．修養会の主な目的は，1年生同士が親睦を深め，1年生と教員が親睦を深め，学部生活が有意義になるようにすることであった．
初日は，自己紹介とレクリエーション（ゼスチャーによる伝言ゲーム）で始まり，夕食後には礼拝と学園長による読書（「学園の思想」の講義）があった．2日目は，朝の礼拝の後，教育学担当の咲花昭嗣先生に指導していただき，ワークショップを行った．ワークショップでは，1年生と教員が5つのグループに分かれて，「学部生活を Enjoy するには？」というテーマでディスカッションを行い，グループごとに意見をマンダラアートにまとめた．
レクリエーションを楽しむ1年生
ワークショップの様子
本イベントのリーダーのひとりである渕野朝恵さんは，次のように語った；「私は光風寮で生活しているが，学部での自分の日々の生活は，友達のおかげできちんとできている．大学になると，高校までと違って，やらなくてもいいやと思いがちなことも増えてくるが，それはしたくないし，皆にもしてほしくない．初日のグループを，昼食の食器洗いの当番で構成した意図はそこにある．励ましあえる関係を築きたい」
礼拝で語るリーダー学生と「学園の思想」の講義をされる学園長
同じくリーダーのひとりの木下和裕くんは，次のように語った；「男子部の礼拝で学んだ”フォルダを上げる”をこの修養会で実践した．これまでは男子部75回生，女子部95回生という別々のフォルダであったが，この修養会でひとつ上の学部1年生というフォルダになる．互いに歩み寄っていこう」
修養会を終えて記念撮影
文・写真：遠藤敏喜（学部教師）
