自主研究報告会を行う/学生生活・学外活動 - 自由学園 最高学部(大学部)/ 最先端の大学教育

自主研究報告会を行う/学生生活・学外活動 - 最先端の大学教育【自由学園 最高学部(大学部)】

学生生活・学外活動

自主研究報告会を行う

2015年5月17日

5月16日(土)の午後に,2つの自主研究「那須の水田を使った無農薬”勇気米”作りと頒布」と「木を活かす―手作りベンチの更新と循環―」の報告があり,学部生と関係教職員のおおよそ40名で聴いた.

自主研究は,卒業生からの財政的なバックアップをもとに行なわれた学生の研究で,2009年度から3年区切りで行い,昨年度第2期をもってその活動を終了した.今期は,今回報告のあった2グループ以外に「治水研究・小水力発電」の研究もあったが,このグループはメンバーが全員が卒業年次生であったため,昨年度末に一足先に報告を終えていた.

今後,自主研究は通常の授業や学生活動の範疇で行われることになる.すでに「勇気米」の活動は,今年度「日本の食・勇気米作りと頒布」として授業が始まっており,1年から4年まで14名の学生が受講している.

自主研究報告会

自主研究報告会の様子と手作りベンチ

なお,手作りベンチの活動は,男子部生・学部生が植林作業を行う名栗の材を使っているが,学部生の名栗での活動は,3月30日(月)NHK総合「ひるまえほっと」の「笑顔見つけ隊」コーナーにて「里山の魅力を体感~埼玉・飯能」として10分程度紹介された.映像では,山本幸右先生と6人の学部生が名栗の山で作業する様子や,食事の様子などが紹介された.「ほっとな宝物」として,3年庵奥大志くんは,名栗の木を使ってベンチを作って東久留米市の方に喜ばれていると語り,4年植田鴻くんは,高2の時に名栗の木でカヌー作りをして湖で浮かせた経験を語っていた.

文・写真:遠藤敏喜(学部教師)

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