6月23日(火)に「人間形成と教育」ゼミの3~4年生が東京学芸大学教職大学院の院生と合同でゼミをしました。
東京学芸大学教職大学院はすでに教員免許をもった方対象の大学院で、大学4年で教員免許を持ってそのまま大学院に進んだ方や、現在、教員をされている方などの8名の院生と担当をされている先生2名の計10名の方が学校見学にいらっしゃいました。
はじめに初等部の外観を見学していただき、その後、図書館で1時間30分程度のゼミを合同で致しました。

図書館の前で記念写真
現在、ゼミで読んでいるピーター・M・センゲ著『学習する学校』と羽仁もと子著作集『教育三十年』より「教育上における自由と統一と権威と」を読み比べました。この二つの著作は書かれた年が1937年(昭和12年)と2014年と、77年もの差があ
りますが、共通する箇所を多く発見でき、興味深く読むことが出来ます。その後は読んだ文章を踏まえて、ディスカッションをすることができました。
教育について専門的に研究されている方々から自身の学園での学びについて質問を受け、答える機会はあまりなく、客観的に自身の学びを振り返る良い時間になったと思います。
学芸大学の皆さんはその後、女子部のお食事に入られ女子部・男子部の授業を見学されました。
文:酒本絵梨子(学部教師)