今年も、10月26日(月)朝7時より、雑司ヶ谷墓地にて、羽仁吉一先生のご命日を偲んで、墓前礼拝が行われた。
卒業年次生である、最高学部4年生と2年課程2年生に加え、父母会代表や友の会代表の方など約50名が墓前に集った。まず、賛美歌294番斉唱、聖書コリント信徒への手紙2第3章2節~3節を朗読。続いて、矢野恭弘学園長から、1955年10月29日南沢でのご葬儀で述べられた、「ミスター羽仁を送る言葉」の中から、天野貞祐先生、蝋山政道先生のお話が紹介された。また、専門教育、職業教育の盛んだった当時にあって、あえて人間教育を標榜した、ミスター羽仁の偉業とその精神を引き継ぎ、自由学園の手紙として、社会で歩んでいってほしいと4年生、2年課程2年生にメッセージを送られた。
最後に、賛美歌121番を歌い、最後に、全員で拝礼を行った。

墓前礼拝の様子
文:神明久(学部教師)