「勇気米」の収穫―今年も11月末から頒布会の予定―/学生生活・学外活動 - 自由学園 最高学部(大学部)/ 最先端の大学教育

「勇気米」の収穫―今年も11月末から頒布会の予定―/学生生活・学外活動 - 最先端の大学教育【自由学園 最高学部(大学部)】

学生生活・学外活動

「勇気米」の収穫―今年も11月末から頒布会の予定―

2015年11月14日

「勇気米」の収穫、脱穀を終えました。
― 今年も11月末から学園ホームページ上で「頒布会」の予定です ―

10月18日(日)「収穫(稲刈り)」
春から育ててきた「勇気米」の収穫です。晴天に恵まれ、稲刈りを行うことができました。(有機農法で栽培していますが、JASの認定を行っていないため「勇気米」と名前を付けました。)

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田植から収穫まで米作り指導と田んぼの管理をしてくださった八月朔日(ほずみ)さんに稲の発育状況のお話しを伺った後、皆で稲を刈り、“結束”(稲を束ねる)作業に取り組ました。今回は手作業だけでなく、手動機械も使い技術の進歩や、昔の苦労などを感じながら作業することができました。

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ギャップイヤーを利用してアジア学院でボランティアをしている荻野早奈美さんが、日本、米国、ドイツの友人を誘って応援に駆け付けてくれました。

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結束した稲の束を、農場の池の周りに”挟掛け(ハザガケ)”をしました。天日干しにすることで実が熟成されて美味しくする期間です。皆で、気持ちを込めながらかけ、雨などの影響がなければ2週間には脱穀が出来る予定です。

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11月1日(日)「脱穀」
心配された天候の崩れもなく、脱穀作業ができました。那須農場のコンバインをお借りしての脱穀です。皆、小さな穂の一つ一つを丁寧に脱穀し、収量は300キロ以上あると推定しています。(籾摺りをして精米すると1割以上重量が減少します。)

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コンバインから脱穀した籾を袋詰め     「もったいない!」飛び散った籾を手で集めた

今年度最後の那須農場の実習だったので最後はお世話になった農場の方や牛たちに感謝と別れを告げて、籾のまま学園に持ち帰りました。

今後は頒布会に向けて籾摺りや精米、ラベル作りなどを行い、11月末には皆様のもとに安心、安全なお米をお届けできるように準備しています。頒布会の詳しい内容、お申し込み方法などは改めてホームページ上でご案内いたします。学園の学生生徒・児童が昼食に食べている「那須のお米」(標準米)と共に、私たちが育てた『勇気米』を味わっていただけるのを楽しみにしています。

文:梅崎太郎(学部2年)

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