学園内には3ヵ所の竹林があり,春にはタケノコを収穫し最高学部・男子部・女子部ほかの食材として利用しています.4月15日から実習を始めた1年生も,順番にタケノコ掘りを経験して来ました.
「初めての実習でいきなりタケノコを掘ったのにはびっくりしたが,季節の仕事は待ったなしだということを実感した.学園内でこういう実習ができるのもこの環境があればこそだと思う」(1年生の感想)

収穫したタケノコを手に持つ1年生
生活経営研究実習の時間に,この春最後のタケノコの収穫を行いました.竹林の将来のためにタケの密度を調整するには,どのタケノコは竹にして,どのタケノコを掘るかを考えながら決めていきます.1時間半ほどで,29キロを収穫しました.掘ったタケノコは食グループや食糧部の方がすぐに茹でて下ごしらえをしてくださるので,少し成長したものでもおいしくいただくことができます.
文:小田幸子(学部教員)
写真:奈良忠寿(学部教員)