7月9日(土)から12日(火)まで野外生物演習の授業で伊豆七島のひとつ神津島へ行ってきました。野外生物演習は、「野外における手つかずの自然を知り、その姿を将来につなぎ、よりよい未来を創る地域の人々の努力を学び、今後の自然と人のかかわりについて考察する」講義です(カッコ内は講義要綱より引用)。

野外生物演習で神津島へ
1日目はあいにくの雨でしたが、郷土資料館で神津島在住ガイドの前田正代氏の案内のもと神津島の歴史や成り立ちを学びました。神津島で見られる植物、野鳥について勉強し、次の日の天上山登山に向けて良い準備をしました。

神津島の歴史や成り立ちを学ぶ
2日目は天上山(標高572メートル)に登りました。天気にも恵まれ、前田さん案内のもと、1日目に勉強した植物を実際に目で見て頂上を目指しました。天上山は花の百名山、新日本百名山にも指定されている山で、標高が低い山にも関わらず本州の中~高山のような植生が見られます。
文:市川ゆり子(学部4年)
写真提供:前田正代氏(神津島ガイド)