3・4年生のゼミナール「環境と経済・社会」は,「小さな社会の革新(Innovation)を,大きな社会の変革(Transformation)につなげていく」ことを目標として,研究を通して自分達の身近な地域,自由学園内への提案を行っている.

学生だけで自主的にゼミをしているところ
今年の4年生5人は,埼玉県名栗地域をフィールドとして,自由学園と名栗地域との新たな関係構築の可能性を提案し,可能な範囲で地域住民との協働活動を実践している.この研究は過疎化の進む山村地域の持続可能性についてのゼミ内での先攻研究を引き継いでおり,分析には,2015年9月の国連総会で採択されたSDGs(Sustainable Development Goals,持続可能な開発目標)のフレームも用いている.※第2回卒業研究中間報告会予稿集より抜粋
文:遠藤敏喜(学部教員)
写真:花井聖仁(学部4年)