自然の理解と創造ゼミの4年生は、基礎演習で光と物質の相互作用、励起状態の生成メカニズム、励起分子からの発光プロセスなどを学んできました。今回は、その応用として、発光物質の合成を行いました。
いくつかの試薬を混合し、ルツボに入れて1時間ほど炉内で加熱します。出来上がった化合物を蛍光灯の光に当て、暗くすると青白い光が観察されます。できた発光物質を自宅や寮の机の上に飾って、青い光を見るたびに、勉強してきた事柄を思い出してくれることでしょう。

試薬を混合しているところ

ルツボを炉内で加熱

発光物質に光を当てて

発光の様子
文・写真:神明久(学部教員)