昨年12月にポメラニアン大学と結んだ交換協定のもと、3年の中田樹くん、2年生の栗田萌々子さん、石塚隆雅くん、須山琴美さん、西ありあさん、野村太郎くんと引率のジャンセン美穂先生の計7名は、現在ポーランドで研修を行っています。現地から報告が届いていますので、お知らせします。
6月3日に成田空港を出発し、ワルシャワに無事に到着しました。グダンスク空港まで、ポメラニアン大学のモニカ先生が迎えに来てくださり、レンタカーでホテルまでご案内してくださいました。
皆が長袖を着ているので、日本より涼しいように見えますが、前日は30度もあったとのことです。
6月4日は一日中雨でした。Kashubia(ポーランドの少数民族で、独特の文化を持っている)へ車で行きました。古い街を見ながら、10代に渡って続く陶芸の店を訪問し、皆が轆轤を使って体験しました。日曜日は閉鎖している店を、わざわざ開けてくださったようです。
昼食後、ポメラニアン大学の劇場で大学の音楽の先生を中心とするスタッフによる屋根の上のヴァイオリン弾きのミュージカルを観ました。
6月5日は、ワレサの連帯の博物館を見学し、オリバ大聖堂で有名なオルガンの音色を聞いたあと、モニカ先生の運転するミニバスで100キロ以上離れた、スウプスクの大学へ向かいました。
学長、副学長にご挨拶し、歓談後、ポーランドの文化やショパン、ポーランド語の発音の講義を英語で受けました。夕食後、学部生は9月に自由学園を訪れるポーランドの学生6名と交流の時を持ちました。皆、少しづつポーランド語で簡単な挨拶をするようになっています。
翌日は、学部生によるプリゼンから始まりました。自由学園の生活の紹介と日本文化について話しました。最後に折り紙を教えて、ポメラニアン大学の学生に風船を作ってもらいました。
金曜日のコンサートに向けて練習した後は、ポーランドのポロネーゼダンスを学びました。ダンスをご指導下さったカーシャ先生は、秋に自由学園へいらっしゃいます。ランチの後は、生物、化学科の見学に行き教授から説明を受けました。今日のプログラムも充実していました。
報告:ジャンセン美穂(学部教員)・矢野恭弘(国際化センター)・遠藤敏喜(学部教員)
写真:ジャンセン美穂(学部教員)ほか