長い夏休みも終わり,今日から最高学部も2学期が始まりました.学生も教員も全員が元気な姿で揃いました.
始業式では,デンマークから学生の体操指導のために来てくださった若いおふたりの指導員の紹介がありました.女性が Dinne Andersen さんで,男性が Christian Deichgraeber さんです.今年の体操会は,日本・デンマーク国交樹立150周年記念公認イベントです.学生も気合十分です.
始業式では,海外での長期学外研修を終えた3年生3人からの報告もありました.ふたりは,デンマークのオレロップ体育アカデミーへ,もうひとりはデンマークのエグモントホイスコーレで学んできました.心も体も一回り成長した感じです.
学生はこの夏休みに学内外のさまざまな場所でさまざまな活動を行ないました.ネパールワークキャンプ,デンマーク研修,埼玉県名栗地域での育林活動,東日本大震災復興支援ボランティア活動,学内で開催されたサマースクールなど枚挙に暇がありません.それぞれ参加した学生から報告がありました.
渡辺憲司学部長は,夏休みに旅したカムチャッカで感じた人間の素朴さの話をされ,「皆もいろんなところに行ったろうが,日本人として誇りに思うことは何か再度考えよう.謙虚であれ.祈りは天に向かってだけでなく土の中へ目を向けよ.人間には平行線はない.せめて祈りの時だけは繋がる思いを持て」と語られました.
文・写真:遠藤敏喜(学部教員)