TOKYO2020オリンピック・パラリンピック競技会について考える「女子大生フォーラム」に学部生が参加/学生生活・学外活動 - 自由学園 最高学部(大学部)/ 最先端の大学教育

TOKYO2020オリンピック・パラリンピック競技会について考える「女子大生フォーラム」に学部生が参加/学生生活・学外活動 - 最先端の大学教育【自由学園 最高学部(大学部)】

学生生活・学外活動

TOKYO2020オリンピック・パラリンピック競技会について考える「女子大生フォーラム」に学部生が参加

2018年1月16日

12月16日、実践女子大学で開かれたTOKYO2020オリンピック・パラリンピック競技会について考える「女子大生フォーラム」に、3人の女子学部生が参加しました。

「女子大生フォーラム」に学部生が参加

未来宣言

このフォーラムは今年3回目となり、自由学園は2015年の第1回から参加させていただいています。今回はサブタイトルを「~東京2020に向けて知ることから始める心のバリアフリー~」と題し、実践女子大学などが行ったバリアフリーマップの作成報告、グループワークで課題の検討、パラリンピック競技のボッチャ体験、2020年へ向けた未来宣言といった流れで土曜日の午後を、様々な大学の学生と共に過ごしました。終了後の懇親会では、半日共に過ごした各チームのメンバーとすっかり仲良くなり、それぞれの大学のことなど情報交換をしていました。以下に参加した学生の感想を掲載します。

身近な話題から東京オリンピックに焦点を絞っていくということで、日頃の自分の行い(バリアフリーに対することなど)を振り返る良い機会になりました。パラリンピック種目体験で行ったボッチャでは、学校、学年の枠を超えてチーム皆が団結しました。チーム対抗戦では、ほかのグループを応援する姿勢もたくさん見られ、競技している人も観戦している人もひとつになる気持ちよさを、身をもって実感しました。前回他のオリンピックフォーラムに参加した時に外国の方とボッチャを体験する機会がありましたが、その時と何だかわりない白熱っぷりに、「国際競技」としてのオリンピック・パラリンピックを感じました。内閣官房の方のお話の中で、「障害者の障害が『バリア』なのか、それとも障害者の属する社会自体に『バリア(障害)』があるのか、考える必要がある。」という言葉が心に残りました。これから社会として障害に向き合っていく機会がどんどん増えると思います。女子大生フォーラムも、障害を持った方と健常者が一緒に行うことで、新しい議論が展開されるのではないでしょうか。国としてオリンピックを歓迎するために、一人一人の意識が大切であると感じたので、これからどんどんと高まっていくであろうオリンピック熱にあやかり、多くの人が今の社会と向き合う機会が増えればいいと思いました。(原嶋百香)

「女子大生フォーラム」に学部生が参加

チームで話す原嶋さん

今回で女子大生フォーラムに参加するのは2回目だった。前回はどのようにして競技の認知度を高めるかがメインだったのに対し、今回は個人でどうオリンピック・パラリンピックに向けて意識を向けるかを念頭に置き、フォーラム自体も2020年に向けてより充実した時間となった。他大学の学生と話す機会は貴重で、同じ問題意識を持つ同年代と関わることで様々な視点から問題を考える事が出来た。この先オリンピック・パラリンピックの問題だけでなく誰もが生活しやすい世界を考える機会が増えていくが、誰かに押し付ける事なく積極的な参加をする事でより良い社会を目指す一員となりたい。(西ありあ)

「女子大生フォーラム」に学部生が参加

チームの話を発表する西さん

「女子大生フォーラム」に学部生が参加

メンバーに未来宣言を発表する村松さん

「女子大生フォーラム」に学部生が参加

オリパラ宣言

文:松下瑛美(学部教員)
写真:松下瑛美・早野曜子(学部教員)

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