自主研究「RO農法への挑戦」活動報告:和綿栽培のお話を伺う・収穫した綿の活用/学生生活・学外活動 - 自由学園 最高学部(大学部)/ 最先端の大学教育

自主研究「RO農法への挑戦」活動報告:和綿栽培のお話を伺う・収穫した綿の活用/学生生活・学外活動 - 最先端の大学教育【自由学園 最高学部(大学部)】

学生生活・学外活動

自主研究「RO農法への挑戦」活動報告:和綿栽培のお話を伺う・収穫した綿の活用

2022年12月24日

12月22日(木)は、RO農法に取り組んでいるメンバーを代表して女子部高等科3年生3名と教師2名で、純オーガニックコットン製品の専門ブランド・メイドインアース自由が丘店に伺い、前田剛代表から和綿栽培についてのお話を伺いました。
前田さんの和綿栽培は、はじめは畝をつくらずに種を筋蒔きして、発芽後に間引き。そしてある高さに伸びた段階で土を根元に寄せて、倒れることを防ぐようにしていると伺いました。また、風で倒れることを防止するために支柱を立てること、また枝が横に拡がって花が多くつくように高さ80㎝程度で成長を止めるために枝先を切ることが大切であることなどを教えていただきました。
メイドインアースでは、和綿の自家栽培を拡げる「和綿の種ひろがるプロジェクト〜HOME GROWN」というプロジェクトを展開しておられ、その中に栽培した綿を持ち寄って和綿のTシャツをつくるというプロジェクトがあります。今回私たちもこのプロジェクトに参加するために記念体育館裏に新しく作った畑で収穫した綿を提出しました。和綿の糸は洋綿に比べて短いので、和綿だけでは紡績するのは難しいため、和綿1~2割に対して、洋綿8~9割になるように混ぜて紡績してからTシャツをつくることになります。どのようなTシャツができ上がるか、今から楽しみです。

 

メイドインアース自由が丘店

 

Tシャツつくりのために提出した綿

 

文・写真:鈴木康平(最高学部特任教授/環境文化創造センター次長)・佐藤史伸(男子部部長)

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