12月13日(火)は、私たちが今年度那須農場で進めてきたRO農法の様子をご覧いただいたうえで助言をいただくために、専門家を那須農場にお招きし、自主研究グループリーダーの最高学部1年生と教師2名がお迎えしました。
今回来ていただいたのは、7月末にグループメンバーで訪問した福島大学の金子信博先生ご夫妻、那須塩原市にある農研機構の栂村恭子氏(以前も放牧のことでお世話になった方)他2名の合計5名。
あいにく冷たい雨が降っていましたが、元農場主任の幼方英次郎さんが農場内を、また自主研究グループリーダーの最高学部1年生がRO農法の圃場をそれぞれ案内しました。その後、次年度に向けてアドバイスをいただきました。
金子先生からは、土壌の様子を調べるためには、土壌動物を観察することが有効であることや、畑に隣接した竹林の竹を穴焼きして竹炭をつくる方法などを伺いました。また農研機構の方からは、不耕起で牧草を育てることについて播種時期や管理の仕方についての助言をいただくことができました。
今回伺ったお話を参考にして、これからの活動と学びについて計画を立て実行していきたいと思います。
文・写真:鈴木康平(最高学部特任教授/環境文化創造センター次長)・佐藤史伸(男子部部長)