自主研究「RO農法への挑戦」活動報告:ジャガイモの植え付けと5月の活動の確認/学生生活・学外活動 - 自由学園 最高学部(大学部)/ 最先端の大学教育

自主研究「RO農法への挑戦」活動報告:ジャガイモの植え付けと5月の活動の確認/学生生活・学外活動 - 最先端の大学教育【自由学園 最高学部(大学部)】

学生生活・学外活動

自主研究「RO農法への挑戦」活動報告:ジャガイモの植え付けと5月の活動の確認

2025年5月2日

私たち自主研究「RO農法への挑戦」グループは年4月19日(土)~20日(日)に那須農場で活動を行い、最高学部4年3名、2年1名、1年3名、教員2名の計9名が参加しました。
今回の活動ではジャガイモの植え付けと5月末に植える予定の野菜の確認を行いました。

19日の21時頃に那須農場に到着。
20日はカバークロップとして昨秋から育ててきたライムギを倒しながら、ジャガイモ(メイクイーン5㎏ 男爵1.5kg)の植え付け作業をしました。従来のように畝に穴を掘って植える方法に加え、新たに地面に直接種芋を置きライムギをかぶせる方法にも挑戦しました。新しい方法がどのような結果になるか生育が楽しみです。

  

(写真①:地面に直接種芋を置きライムギをかぶせる方法で植えたジャガイモ)

 

雑草の根を抜くと団粒構造を確認することが出来き、ふかふかとした土からこれまでの取り組みを視覚的に実感できたようで励みになりました。

 

(写真②:根の周りに、大きな粒の土がついています)

 


一方でライムギの成長は前年、前々年と比べると丈も低く、育っている本数が少ないところもあり、成長があまり好ましくありませんでした。今回の種まきには初めて播種機を使用したためうまく種が蒔けていない可能性や土壌自体の弱体化なども考えられます。今後の対策を考えていきたいです。

 

(写真③:今年のライムギの様子)

 

また、那須農場内のROグループが使える区画が増えるということで新たな圃場の見学も行いました。次回の活動では圃場の広さの測定を行い、具体的な利用方法を考えていく予定です。
帰りの道中では地元のホームセンターに立ち寄り、里芋、生姜、トマトの種、唐辛子の苗を購入しました。購入した里芋、生姜は学園で24日から芽出しを進めており、5月末の活動時に植え付けを行う予定です。

 

(写真④:生姜の芽出しの様子)

 

次回の那須農場での活動に向けて芽出しがうまくいくよう、急変する今の時期の気温にも注意を払いながら準備を進めていきます。
また今後取り入れていくコンパニオンプランツについての学びも行うなど、今回の活動では次回やこれからに向けた準備を多く行えた二日間となりました。

 

文:氏家真唯(最高学部1年)・写真:最高学部1,2,4年

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