自主研究「RO農法への挑戦」活動報告:ニンニクの収穫と大豆の播種/学生生活・学外活動 - 自由学園 最高学部(大学部)/ 最先端の大学教育

自主研究「RO農法への挑戦」活動報告:ニンニクの収穫と大豆の播種/学生生活・学外活動 - 最先端の大学教育【自由学園 最高学部(大学部)】

学生生活・学外活動

自主研究「RO農法への挑戦」活動報告:ニンニクの収穫と大豆の播種

2025年6月25日

私たち自主研究「RO農法への挑戦」グループは6月21日(土)、22日(日)に那須農場で活動を行い、最高学部4年2名、2年1名、1年2名。高等部3年2名、2年3名、1年1名、教員3名の計14名が参加しました。
今回の活動では雑草の除草と、ニンニクの収穫、大豆(里のほほえみ)の播種を行いました。
また、WEBマガジン「greenz.jp」の方2名が取材のためにお越しくださいました。

21日(土)の21時頃、那須農場に到着。
食堂で大豆の播種についてミーティングをしました。ここで決まったことは以下の通りです。
・播種の場所:大豆を蒔く2区画の4分の3に今回播種し、残りの4分の1は7月に播種を行う。
・播種の方法:条間50cm、株間18cmの条播き。ライ麦を刈払機で刈り、一度剥がして土が見えるようにする。そこに刈払機を縦に使って条播きのくぼみを作り、そのくぼみに沿って播種機で種をまく。この後、避けていたライ麦を上から被せて終了。

 

刈り払い機で、条播き用のくぼみをつくる。

 

22日(日)は暑くなりそうだったので、いつもより早く6時から作業開始。先月、ライ麦を倒して苗の移植や播種をしたところの除草をしました。じゃがいもはよく育っていましたが、穴を掘った植え方がより成長していることが分かりました。
7時から朝食を取り、8時に作業再開。始めにニンニクの収穫とライ麦の穂を摘みました。とっても立派なニンニクがたくさん採れました。先月から実験的に3種類を同時に育てている場所ではトウモロコシとインゲンは発芽していたものの、カボチャは壊滅的でした。

 

収穫したニンニク。

 

その後、昨日ミーティングで決めた方法で大豆の播種を始めました。しかし、この方法は途中で断念することになりました。理由は3つあります。
1つ目は刈払機を使ってくぼみをつくる作業しているため、それ以外の人が近くに入って作業ができないということです。
2つ目は刈払機でくぼみをつくってみたものの播種機の走りにあまり変化がみられなかったことです。これは圃場が平坦でないことも大きな原因の一つだと思われます。
3つ目は播種機が上手く等間隔に大豆を播けていなかったためです。
そのため、くぼみは鎌を使ってつけて、播種も手作業に変更しました。(写真3)
皆で作業を進めることができ、結果的に播種機を使うのと変わらないか、もしくは早いスピードで終わらせることができました。

 

手作業で播種を行う。

 

来月は2区画内の残り4分の1に大豆を植え、除草を行う予定です。

 

大豆を植える区画を測る。

 

大豆を植えた後にライ麦をかぶせたあとの圃場。ライ麦が生えているのは来月大豆を植える場所。

 

文:柿崎亮滋(最高学部1年)・写真:最高学部1年・4年

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