1年生は進学して2日目です。連日、講義や生活についてのガイダンスが行われています。今日は、科目登録についてのガイダンスと、美術の講義についてのガイダンスが行われました。
美術ガイダンス
1年生の必修科目である「美術1」のガイダンスでは、5つのグループ(日本画・油画・染織・陶芸・立体)の担当教員から、それぞれのグループの特徴や内容に関するお話しがありました。
昨年度学んだ新2年生も、自分の作品をみせながら、1年間どのような学びがあったのか、楽しかったことや、苦労したことなど、自分の履修したグループをアピールしていました。
学部では、1年生の全員が美術1を履修して、作品に向き合う時間をもちます。その後、希望する人は2~4年でもつづけて美術を履修していくことができます。
立体グループご担当の古川武彦先生は、「作品をつくるということで、いろいろなことを考えるはず。美術を通して、絵や作品を上手につくるのが目的ではなくて、”考える力”が身につく。それが大切なことなんだ」とおっしゃっていました。
美術の道を目指していない人や、美術が苦手だという人にとっても、作品に向き合う時間を通して、自分と向き合い、ものを作りあげるときに、どれだけよく考えるかということを大切に、学部での生活の1年目をスタートしてもらえたらなと思います。
文:奈良忠寿・渡邉悠子(学部教員)
写真:奈良忠寿(学部教員)