8月中旬に、領域横断研究:フィールドサイエンスゼミに所属する学生と教員の夏季研修会として、校外へ見学に出掛ける機会を持った。今回は3年生が研究対象として関心持っている「地盤」と「小麦」に関連して、茨城県つくば市の産業技術総合研究所の地質標本館と、森林総合研究所のもりの展示ルーム、群馬県館林市の製粉ミュージアム(日清製粉)を見学し、名物の「館林うどん」を味わった。

地質標本館にて

製粉ミュージアムにて
その他に、渡良瀬遊水地周辺の資料館や、旧谷中村史跡、谷中湖等を見学した他、フィールド調査のデモとして植生の観察や水質測定等を実施した。

渡良瀬遊水地の展望台にて

谷中湖で水質測定のデモ
移動中も、車窓の地形、道路、鉄道、河川等と地図を対比しながら、関東平野の特徴について確認した。また、「マンホールカード」や「ダムカード」といったインフラ系カードを入手し、その地域や施設についての理解を深めた。学生・教員ともに見聞を広げる良い機会になった。

埼玉・群馬・栃木の3県界に立つ
文・写真:吉川慎平(学部教員)