【気象観測室】飯能・名栗フィールドでの活動/研究・実習 - 自由学園 最高学部(大学部)/ 最先端の大学教育

【気象観測室】飯能・名栗フィールドでの活動/研究・実習 - 最先端の大学教育【自由学園 最高学部(大学部)】

研究・実習

【気象観測室】飯能・名栗フィールドでの活動

2022年5月1日

新年度になり、新たに1年生2名をメンバーに迎えた水文・気象観測室は、7名で4月24日に飯能・名栗フィールドに行きました。活動内容は、林内に設置した気象観測機器のデータ回収とメンテナンス、観測機器の保守管理用の連絡路の整備、渓流の水質調査、造成したダム(名栗ダム)のメンテナンスと流量観測と水位計のデータ回収、名栗植林地内の野生動物を観測するための赤外線カメラの設置です。また往路・復路では、入間川(名栗川)、横瀬川、高麗川の主要ポイントでの水質・流量の定点調査も行い,それぞれの河川の位置関係などについても確認しました。

 

設置されている観測機器についての説明

 

尾根筋地点の観測機器の保守点検

 

保守管理用連絡路の整備

 

渓流の水質を調査

 

百葉箱地点の観測機器のデータ回収

 

造成した「名栗ダム」での流量観測

 

林内の至る所でスミレの仲間が見られた

 

新メンバー2名にとって、初の水文・気象観測室としての活動でした。設置している気象観測機器の説明や水質・流量調査の基本的な方法を先輩が教えながらフィールドワークしました。今後は、獲得したデータの整理・発信も行いつつ、活動していきます。

 

文:鈴木 祐太郎(水文・気象観測室リーダー・最高学部4年)
写真:吉川 慎平(最高学部教員・環境文化創造センター長)

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