6月10日 金曜日に最高学部 生活経営研究実習の図書・記録資料グループの1年生6名と2年生3名、引率の舩木先生の10名で東京都文京区にある印刷博物館に行ってきました。
博物館では、印刷工房で実際に活版印刷の体験をして、各々好きな文字を名刺大の紙に印刷して、印刷の魅力を知りました。

また、印刷の日本史と世界史として常設展の見学をしました。日本の歴史を紐解いていくと、印刷の力が各所に作用していることがわかり、私たちがまだ生まれていなかった時代の印刷の技術が多方面に影響を与えていることを実感できました。
博物館に見学に行ってみて、メンバーは古代の版画の色分けのシステムがすごかったこと、レプリカの展示を見て興奮したこと、日本最古の印刷は奈良時代であることを知り歴史の古さに驚いたことなど、それぞれの感想を持ちました。これから図書・記録資料グループとして図書館における蔵書や資料を大切に、先人が残してくださった文化をこれからの学園に受け継ぐと共に私たちの実習がより良いものとなるように学びを深めていきたいと思います。

文・加納千颯、写真・粕谷亮(最高学部学生)