7月4日の最高学部の昼食に出された「ビーツきんぴら」は、生活経営研究実習 食グループ 1年生が調理法を工夫したものです。学園内にある圃場(通称「新天地」)で農芸グループと一緒に収穫し、6月27日に学部1年2名で千切りにしました。調理は調理員の方に行って頂きました。



6月7日に試作したときは食糧部の方たちには大好評で、6月中旬に中等部の昼食にも「ビーツきんぴら」が出されました。ですが唐辛子を多く入れすぎたため辛味が強過ぎ、そこはマイナスポイントでした。今回は唐辛子を若干減らして辛味を調整しました。
自由学園でビーツは、クリスマスの時サラダに使われていたりボルシチとしてよく出てきます。
ビーツが自由学園で栽培されるようになったのは2代目学園長の羽仁恵子先生がイギリス留学時にタネを持ってきたか、取り寄せたか定かではないようですが、イギリス留学をきっかけに栽培を開始したようです。
ビーツを食べることで得られる効果は血流が良くなり、脳に酸素がしっかり届くので、集中力がアップします運動能力が向上し、体育の授業や部活動でのパフォーマンスが良くなるのとのことです。
ビーツの新たな食べ方を提案できてよかったです。
文・写真:進藤瑛生(最高学部1年)