最高学部 「那須農場での学びと持続可能な農業・地域づくり」の講義で8月24日に、学部生5名と教師2名の計7名が那須塩原地区の河川水質調査と那須野ヶ原博物館の見学などの活動を行いました。
午前10時半ごろに那須に到着し、到着してすぐに田んぼの稲の計測グループと、那須農場に点在している井戸水の計測グループに分かれて作業を始めました。稲はほぼすべてが1m近く、またはそれ以上の高さまで育っており、出穂を経て穂が稔ってきていました。虫食いもあまり見受けられず順調に育っていました。1時間ほどの作業の後すぐに再び那須塩原地区の各地の小川、河川の水質調査を行いました
昼食の後は、那須野ヶ原博物館に行き学芸員の多和田さんから特別展の案内を受けました。生物多様性がテーマの特別展では那須地域や日本各地の人間活動による生態系の変遷とその課題について教えていただき皆、自然環境の在り方に関心をより深められました。また、常設展では那須地域の地理や文化の歴史についても知ることができました。1時間弱館内を見学した後、再び那須塩原地区の各地の小川、河川の水質調査を行い、農場では水道と牛舎の水質調査も行いました。
25、26日も作業をする予定でしたが悪天候の予報のため今回は24日のみの活動で終えました。来月に行う稲刈りのときは豊作が見込めそうですが、気を抜かずに皆で頑張って参りたいと思います。
文・進藤 瑛生(最高学部1年)・写真:吉川 慎平(最高学部教員・環境文化創造センター)