私たち自主研究「RO農法への挑戦」グループは7月13日(土)14(日)にかけて、那須農場で活動を行いました。今回は最高学部生6名、高等部生7名、中等部生1名、教員2名、卒業生1名の計17名が参加し、草刈りメインに作業を行い、他にも前回植えた作物の生育状況の確認などを行いました。

草刈りでは、前回倒したライ麦のおかげで、背の高い雑草が抑えられており、楽に作業を進める事ができました。ライ麦には今年も雑草の抑制を期待して蒔きましたが、効果は昨年よりもあったように感じ、高い雑草は少なく、まばらに生えているような状態でした。
草刈りは基本的に手刈りで行いましたが、大豆などの畝間がわかっているものは、昨年同様「アイガモン」という刈り払い機の先につけることで畝間の雑草だけ刈ることのできる機械を取り付けて作業を行いました。


前回植えた作物はワタ、大豆、サツマイモ、トウモロコシ、カボチャ、トウガラシ、シソの7種類で、概ね順調に育っていました。特に大豆は最大47センチと今回植えた作物の中で特に順調な成長を見せており、秋の収穫が期待されます。
また、サツマイモは紅はるか、安納芋、シルクスイートの3種類を植え付けましたが、安納芋とシルクスイートは少し育ちが悪いように感じました。それに対して、紅はるかは今年もよく根が張っており、最大40センチのものもありました。他にも、前回の活動で新しく増えた圃場に蒔いた緑肥も発芽していたので、その圃場の使い方も検討していかなければいけないと思っています。




今回の作業では雑草はそこまで多くなく、楽に草刈りを行う事ができましたが、これからは夏本番なので、これからどのようになっていくかはまた管理を続けて行く中で観察できたらと思います。
また、次回の活動は9月上旬と少し時間が空くので、雑草を含めて作物の成長が気になりますが、それぞれの作物が順調に育ってくれる事を願います。
文:丸原 歩(最高学部3年)・写真:最高学部3年