私は、2017年10月12日から12月18日まで、デンマークにあるオレロップ体育ホイスコーレン(Gymnastikhøjskolen)に学外研修制度を使って行ってきました。

ともに学んだ友人たちと記念撮影
この学校に来ていた目的は皆それぞれでしたが、共通して思っていることは体を動かすことが好きということです。自由学園では体操が好きな人も嫌いな人もいる中で体操をする環境でしたが、好きな人ばかりで行うオレロップでの体操はまったく違ったものでした。楽しいだけではなく、悔しい気持ちにもなりました。しかし、その悔しい気持ちが私を大きく成長させてくれたと思います。もっとうまくなりたいと思ったり、人の動きを見て学んだり、悔しいと思ったからこそ何度も練習し、前に進めました。
私にとってこの2ヶ月間は、体操を学ぶことはもちろん、さまざまな世界の人たちとの関わりを大切にするときでした。今まで考えたことのないようなことを考え、自分と向き合う時間にもなりました。ただ楽しいだけだはなく、言語の壁にぶつかり辛かったことも、日本に帰りたくなったこともありました。しかし最後の日は、オレロップに行くと選択したことは間違えていなかった、ここに来ることができて本当に良かったと思えました。そう思える2ヶ月間を過ごすことができたこと、オレロップで出会った世界中の友達に感謝します。
文・写真:本岡紬(学部3年)