自然誌・環境グループ 春の自然観察会/学生生活・学外活動 - 自由学園 最高学部(大学部)/ 最先端の大学教育

自然誌・環境グループ 春の自然観察会/学生生活・学外活動 - 最先端の大学教育【自由学園 最高学部(大学部)】

学生生活・学外活動

自然誌・環境グループ 春の自然観察会

2008年7月14日

自然誌・環境グループ 春の自然観察会最高学部自然誌・環境(学園特別実習)グループは、5月2日に恒例の「春の自然観察会」を学園のキャンパスで行いました。当日は雨模様でしたが、会の始まるころにはやみ、新緑が輝き明るいひと時でした。


当日は、正門そばのベニバナトチノキが満開でした。ケヤキやイロハモミジなどの若葉の下にはウマノアシガタの黄色い花、ケヤキ坂にはエビネ、コバノタツナミのなどが花をつけていました。
多くの方からお申し込みがあり、どのようにしたら学園の春の自然を充分に楽しんでいただける観察会になるかと考え準備しました。8つのグループに分かれ、自然誌・環境グループの1・2年生各1名がご一緒に観察しました。
 自然誌・環境グループ 春の自然観察会
  ベニバナトチノキ(トチノキ科)
春の自然観察会にあたって、ぎりぎりまで変化する植物を観察し、お客様に説明できるよう準備しました。特に4月に進学したばかりの1年生にとっては初めての観察会ということもあり皆緊張していました。当日は、何度もいらしてくださる近隣地域の方々が多く、皆様とお話しながら楽しそうにしていました。
観察会を終えた学生の感想に、「ご案内したけれど、教えていただいたことのほうが多かった。」、「十分準備したつもりだったが、質問に答えられないことがあった。」などがありました。今回観察会をしたことで多くのことを学び、これからの活動について励みになるような経験ができました。今後も地域の方々とのつながりを大切にしながら、1・2年生が力を合わせて学園内の自然を観察し手入れしていきたいと思います。そして秋の観察会は今回の経験を生かして、より良いものにしたいです。
 自然誌・環境グループ 春の自然観察会 自然誌・環境グループ 春の自然観察会
  (左)ウマノアシガタ(キンポウゲ科)       (右)エビネ(ラン科)
 自然誌・環境グループ 春の自然観察会 自然誌・環境グループ 春の自然観察会
  (左)コバノタツナミ(シソ科)           (右)シライトソウ(ユリ科)
 自然誌・環境グループ 春の自然観察会 自然誌・環境グループ 春の自然観察会
  (左)チョウジソウ(キョウチクトウ科)      (右)挨拶をするグループの学生

文:柏木めぐみ(学部2年)
写真:渡部俊太郎(学部4年)・八木顕人(学部2年)・自然誌・環境グループ

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