柳窪ひなまつりに学部生がボランティアとして参加/学生生活・学外活動 - 自由学園 最高学部(大学部)/ 最先端の大学教育

柳窪ひなまつりに学部生がボランティアとして参加/学生生活・学外活動 - 最先端の大学教育【自由学園 最高学部(大学部)】

学生生活・学外活動

柳窪ひなまつりに学部生がボランティアとして参加

2009年3月13日

柳窪ひなまつりに学部生がボランティアとして参加3月1日(日)に、東久留米市の西端に位置する柳窪地区で、地元の市民グループ主催による、「柳窪ひなまつり2009」と題したまつりが行われた。自由学園最高学部協賛の一環として学部生5名と教員1名がボランティアとして参加させて頂いた。
柳窪地区は、黒目川の上流部に位置し、樹齢300年以上のケヤキ林の中に、古くからの大きな民家が点在し、武蔵野の農村の面影を今に残している。同地域では、この武蔵野の農村環境を後世に残そうと活動を続けている市民グループ主催による、一般の方を対象とした「柳窪まつり」が定期的に行われている。


当日は午前午後の2回に分かれてスタンプラリーを行い、地区の江戸、明治時代からの家々や柳窪天神社を回った。梅の花の観察、農業集落の民家とそこに飾られたひな人形の見学等、柳窪の豊かな自然・文化に触れる機会が多く持たれた。学部生はスタンプラリーのスタンプ押し、誘導の手伝い等をし、参加者と一緒に民家等を見学し、お雛様の前で全員でひな祭りの歌をうたった。
今回のまつりは、子供を含め約300名以上の参加者が来られたため、大変な賑わいとなったが、まつりの最後には柳窪の方々に作って頂いたお汁粉を参加者皆で食べ、お互いに楽しい時間を共有して過ごすことができた。
なお、3月7日から22日まで、東久留米市中央図書館2階ホールで「54年前の柳窪を中心とした茅葺きの民家写生展」が行われている。展示する作品は、1955(昭和30)年に自由学園女子最高学部二年生(女子部33回生)の学生が美術の勉強として、現在の東久留米市柳窪、前沢地区の茅葺きの民家を中心にスケッチしたもので、今回は約20点が展示される。
また、3月15日(日)に同じく東久留米市中央図書館視聴覚ホールで開かれる柳窪は、柳窪活動・調査報告会2009のなかで、自由学園最高学部卒業生の柳窪地区での卒業研究についての報告がある。
柳窪ひなまつりに学部生がボランティアとして参加
柳窪ひなまつりに学部生がボランティアとして参加
柳窪ひなまつりに学部生がボランティアとして参加

文:山本虎太郎(学部3年) 写真:大塚ちか子(学部教師)ほか

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