週末の5月31日(土)と6月1日(日)に、有志の学部生10人と引率の先生方2名で那須農場に行き、「勇気米」の田植えを行いました。天候に恵まれた中で田んぼに入り、3時間ほどで田植え作業を終えました。今年は品質の良い「勇気米」を収穫することを目指して、強い苗を植えるために5月末まで苗床で育てたので、地域では最も遅い田植えでした。

(左)苗を車に積み込む (右)田植え開始
昼食には、ご指導いただいている農家の八月朔日(ほづみ)さんにお招きいただき、早苗餐(さなぶり:豊作を願う食事会)に参加しました。支援いただいている方々とも交流ができ、良い時間を過ごしました。

(左)苗はしっかり植えられています (右)早苗餐の途中でゲームに興じる学部生
たくさん働いて、たくさん食べた学部生たちは帰りのバスでは深い眠りの中にいました。
学部生によるお米作りの活動は今年で8年目を迎えました。この活動を支えてくださっている皆様に感謝しつつ、今年もお米作りと研究に頑張ります。除草剤や化学肥料を使わずに「有機」で栽培するため、これからは雑草との戦いになります。秋に収穫を終え、学園関係者に頒布をするまで、私たちが苦心している状況を報告いたします。見守ってください。
文:荻野早奈美(学部2年)
写真:中村祐二(学部講師)