6月11日に、講師として寺村祐子先生をお招きし、植物染色の特別講義が行われました。美術(染織)の講義を履修している2年生から4年生が参加し、9時から19時まで1日かけてご指導を受けました。

染まった糸
染料の素である植物は学園内で採取したものを主に使用しています。前日までに採取した植物を千切ることがはじめの作業です。次に染液の抽出、そして染色・媒染を行います。
ツバキやユーカリの葉など全17種類の植物から様々な色を染めることができました。長時間でありながら学生は皆、丁寧に作業をすることができました。また、普段は化学染料を使用している学生にとって、自然(植物)の色を味わう貴重な機会となりました。

作業の様子
毎年講義をして下さる寺村先生に感謝しております。

講義の様子
文・写真:鈴木仰・山本千尋(学部4年)