最高学部は6月21日(土)にオープンデーを開催しました。
今年は、昨年度の「学部解体」のようなコンセプトは決めませんでしたが、対象である女子部、男子部の高等科生が何を知りたいのかを入念に調査し、また、わたしたちが男子部生・女子部生であった時に何を知りたかったのかを思い出し、展示の内容と構成を決めました。講義や、学園特別実習、テーマ別グループ研究、進路という毎年紹介しているトピックスのほかに、自主研究・復興支援活動・学園新聞編集・ネパールワークキャンプなどの活動についても紹介しました。4年生は「高等科からの進学を考えるコーナー」を設置しました。例年にはない企画として、学部に進学しなかった人たちとのディスカッションを動画にまとめて、展示を行いました。

(左)ネパールワークキャンプコーナー (中)美術作品コーナー (右)オープンデーの様子
今回のオープンデーで、学部のすべてを男子部生、女子部生に伝えられたとは思いませんが、少しは関心を高めることができたのはないかと思います。 また、私たち学部生にとっても、男子部生・女子部生が何を知りたがっているかを考え、展示物を決めて作成をし、会場を準備して運営するという一連の流れは、学部について理解を深める機会となりました。もしかしたら、オープンデーは私たち学部生にとっての学びなのではないかとも感じました。

前日の準備風景
皆様当日のご来場ありがとうございました。
文:角田 燎(学部3年)
写真:遠藤 敏喜(学部教師)