最高学部の「自主研究」として昨年度までの7年間継続してきた「勇気米」(無農薬の有機栽培)作りは、今年度から「選択科目」の授業となり、14名のメンバーで活動を始めています。
5月31日に田植えを終わり、除草作業は1回目を6月14日、2回目:6月27日、28日に行い、3回目を猛暑の中で7月25日、26日に終えました。後は稲刈り前にヒエ抜きがあります。
[2年目の米ぬか農法]
有機農法は、”合鴨農法” が世の中に知られているように、稲を雑草から守ることが最大の課題で、人力で除草をするのは大変な手間がかかります。これまで年間5回も6回も除草のために那須に通わなければなりませんでした。
3年前に小山市の友の会会員で有機農法を実践されていらっしゃる大橋様を見学した際に “米糠” を使った雑草対策を知り、昨年のお米つくりで試したところ、雑草の発生が非常に少なく、また収量も多く、その効果が大きいことがわかり今年も米糠を使っています。
[頒布会の予定]
今年も、秋には、学生が栽培して元気に実を結んだ「勇気米」と、学園の生徒・学生が昼食で食べている「那須の標準米」を学園関係者にホームページを通じてお分けする「頒布会」を実施します。”安全で安心、美味しい” お米をお楽しみにご期待ください。
●田植え 5月31日
●1回目の除草 6月14日・・・田植えから2週間でこれだけ成長しました。
●2回目の除草 6月28日・・・順調に元気に成長しています。
●3回目の除草 7月25・26日・・・もう腰のあたりまで成長しています。
文・写真:中村祐二(学部教師)