9月25日に、東久留米市の市民環境会議・環境学習部会主催、(学)自由学園などの共催による『みのり塾』が開催されました。市内の親子17名、スタッフの一員として環境と経済・社会のゼミの学生2名と自然の理解と創造ゼミの教師1名が参加しました。 みのり塾
南沢にある「ひとしファーム(篠宮仁さん)」に集まり、ニンジンの間引き、秋野菜の種まきを行いました。当日は気持ちよく晴れて、畑作業にはよい日でした。子どもたちは、いろいろな時期にまかれたニンジンの列を見て、とてもきれいだと声をあげていました。

南沢の「ひとしファーム」に集まる

ニンジンの間引き

秋野菜の種まき
その後、「NPOゆいまーる南沢」に移動し、間引き野菜を使ったパンケーキやグラッセ、天ぷらを皆で作り、いただきました。これらの活動は、ほとんどがボランティアで行われ、子どもセンターひばり、および市環境政策課担当者がサポートしていました。
最後のまとめで参加者からご感想をいただきました。子どもたちからは、「畑で間引きしたニンジンは甘いかおりがした、「葉のみどりがきれいだった」、「ニンジンのパンケーキとてんぷらがとてもおいしかった」、保護者の方からは「収穫して調理し食べる、という過程を経験できてよかった」などが出てきました。

ニンジンのパンケーキ

試食と篠宮仁さんのお話
配布された市の計画から、10年後の未来に都市農業の存続によって東久留米の自然環境がまもられるためにこのような活動が行われていることなど、今回参加して知ることができました。多くの人が意志を持って行動に移している姿を、東久留米という学園と身近な地域に見ることができとても良い経験になりました。環境と経済・社会のゼミでは地域の活性化などの方面を研究しており、参考となった活動でした。
文:荻野早奈美(学部3年)
写真:大塚ちか子(学部教員)