10月14日(金)にエディブル・スクールヤードを学ぶ一般公開の勉強会が自由学園で行われ、生活経営研究実習の食グループの学生もお手伝いとして参加させていただきました。
エディブル・スクールヤードとは「生きる基本は食べ物を育て、料理をして食卓を囲むこと」との考えのもと、アメリカのバークレーで始まった食育運動です。
参加者は初めに校内見学をされました。私たち食グループ1年のものが、自分たちの経験談を交えながら男子部の養豚や女子部の食堂と台所、新天地などの説明を行いました。久しぶりに男子部や女子部に行き、客観的に見ることで自分たちの今までの学びを振り返る機会にもなりました。

広報室とともに校内を案内する食グループ学生
その後は初等部食堂で学園で育てた食材を使って調理された食事をいただきながら、エディブル・スクールヤードの活動内容や自由学園の紹介などがスライドを使って行われました。この食事会では食グループ1年が作った蕗のアンジェリカクッキーもお出ししました。2年生は実習内容や午前中に行ったしののめカフェに関しての報告を行いました。
エディブル・スクールヤードメンバーの小野寺さんは、デンマークやバークレーにある学校を通してエディブル・スクールヤードのカリキュラムや実践していることを紹介されました。お話を聞きながら日本の学校給食には、まだまだ改善できる点が多くあると感じました。
今回の勉強会に参加したことで、自分たちがどれだけ恵まれた環境の中で野菜を育て料理ができているのかを再確認することができました。環境に感謝しながら、これからも食グループとしてできることを励んでいきます。
エディブル・スクールヤード・ジャパン主催の会開催(学園からのお知らせ)
文:栗田萌々子(学部1年)
写真:奈良忠寿(学部教員)