ひな祭りの献立によるお食事づくりが、3月1日に、最高学部1年の18人によって行われました。献立は、ちらし寿司、かき菜の辛子和え、はまぐり潮汁、桜餅、ほうじ茶でした。
はまぐりの貝殻は、対になっている貝殻でなければぴったりと合いません。このことから、すてきな人と巡り会えますようにと、女の子の幸せを願ってひな祭りにはまぐりの潮汁をつくります。今日のはまぐりは、1個340円ということを聞いて、皆ひとつひとつ丁寧に洗っていました。

楽しく調理する1年生
学部に入り、男女で一緒に料理をするのはこれで2回目です。欠席者が多く人数が少ないなか、一人一人が自分の担当する献立のタイムテーブルを把握して、集中して作ることができました。ちらし寿司のたくさんの刻みものも含めて、細かい作業が多かったのですが、皆で協力して楽しい雰囲気で無事、定刻にお料理を出すことができました。

大きなはまぐりの潮汁そして桜餅
ちょうど来校されていた食総合プロデューサーの金丸弘美さんが同席され、「なんという贅沢な料理! 全国50校ほどまわってきたが、生徒・学生がここまで質の高い手料理を実践している学校は、ほとんど見たことがない」と褒めてくださいました。
食堂前の梅の花も盛りを迎え、すっかり春めいてきた季節にふさわしい昼食でした。
文:大木芽衣(学部1年)・室永優子(学部教員)
写真:室永優子・松下瑛美(学部教員)