4年生の修養会/学生生活・学外活動 - 自由学園 最高学部(大学部)/ 最先端の大学教育

4年生の修養会/学生生活・学外活動 - 最先端の大学教育【自由学園 最高学部(大学部)】

学生生活・学外活動

4年生の修養会

2017年3月19日

3月17日(金)の17時から19時半まで,学部棟3階中教室にて,4年生の修養会が行われた.4年生32名ひとりひとりの,卒業を前にしての思いが語られ,互いにそして学園長と学部本務教員が聴いて受け止めた.

4年生の修養会

讃美歌を歌う

4年生の修養会

聖書を読む

自由学園でともに過ごした時は長い.短い者でも高等科入学から7年間を共有している.今年の女子は全員,中等科以降の10年間を共有している.語られた言葉の中に「趣味や個性が合わなくとも友達という面白さがあった」「同悲という言葉を学部長から聞いたが,楽しい時だけではなく悲しい時をともに過ごしてくれる友人がいる」「自分をさらけ出して隠さず過ごせた」「学校にいると誰かがいる喜びがあった」などが聞かれた.

修養会では,こうしたクラスへの思い,自由学園に入る前の気持ち,将来のことが語られた.ある者は「自分の頭を覗かれているのかと思うくらい共感した」と表現したが,心がひとつになった瞬間であった.

4年生の修養会

思いを語る

ある者は「どれだけ本気でぶつかってきたかで自慢は誇りに変わる」と語った.「したいことは全部できた」と語った者もいた.

「高等科までに団体生活を学んだ.学部で個とは決してばらばらになることではなく一対一の関係を作るということと気付いた」「自分がひとつになった学部だった」「これから先も,先入観を持たずに,自分の言葉で考えよう」などと発見や決意の言葉があった.

4年生の修養会

卒業式のリハーサル

4年生の修養会

担任の神明久先生を囲む4年生

翌日には夕礼拝が行われ,壮行会も行われた.卒業を前に気持ちはまとめられたようである.いよいよ明日は卒業式.

ecalic033_002 学部長ブログ第63回 2017年卒業礼拝「埋み火」

文:遠藤敏喜(学部教員)
写真:花井聖仁(学部4年)・遠藤敏喜(学部教員)

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