自主研究「RO農法への挑戦」活動報告:各部の活動を共有、ライ麦の生長具合の確認/学生生活・学外活動 - 自由学園 最高学部(大学部)/ 最先端の大学教育

自主研究「RO農法への挑戦」活動報告:各部の活動を共有、ライ麦の生長具合の確認/学生生活・学外活動 - 最先端の大学教育【自由学園 最高学部(大学部)】

学生生活・学外活動

自主研究「RO農法への挑戦」活動報告:各部の活動を共有、ライ麦の生長具合の確認

2022年12月15日

私たち自主研究「RO農法への挑戦」グループは12月10日(土)、11日(日)に那須農場で本年最後の活動を行いました。今回は最高学部1年3名、男子部生徒6名、女子部生徒8名、教員3名、南沢会の方1名の計21名が参加しました。
活動内容は本年の活動の総括として各部の取り組みの報告を主として、10月に蒔いたライ麦の生長具合の確認と圃場の整備などです。
各部の活動報告では、昨年からこの活動を行っている最高学部から一年間活動してみての那須農場と南沢キャンパスの圃場の綿の成長過程の観察記録の共有を行い、男子部、女子部では探究活動で行っていることと研究内容について発表してもらいました。男子部、女子部の探究の報告では、環境再生型農業についての調べ学習のまとめやRO農法のメリットデメリットなど、各自調べてきた内容を報告しました。どの発表もわかりやすく、皆お互いの報告を聞いて、よりRO農法について学びを深めることができたと思います。

 

最高学部の和綿栽培の発表

 

お互いの発表を聞きあう

 

圃場ではライ麦の生長具合の確認を行いました。10月の種まきでは筋まき、千鳥まき、ばらまきの三種類の蒔き方で種を蒔きました。若干ばらまきの生長状況が良くありませんでしたが、ほとんどの種が芽吹いていて、生長具合としては筋まきが最大61cm、千鳥まきが61cm、ばらまきが50cmと順調な生長を見せています。
また、圃場も5アールに増えたため、改めて区画整備を行いました。5月の活動開始時は2アールだった圃場も今は5アール増えたため、作業を行いやすいように畑の大きさを測り直し、畦道を作ったりしました。

 

10月の種まきをしたライ麦畑の様子

 

ライ麦の生長具合を測定する

 

5アールの畑を再整備する

 

圃場での作業を終えてからは、南沢キャンパスで収穫した綿からタネを採る作業を手分けして行いました。今回だけでは終えられなかったので、残りは持ち帰って行うことになりました。

 

綿からタネを採る作業

 

今回は来年の活動に向けての準備と振り返りをじっくりと行うことができたように思います。本年の「RO農法への挑戦」グループの活動は今回で終了ですが、来年も引き続きRO農法の活動を通じて色々なことに挑戦していきたいです。

 

今回の活動に参加したメンバー

 

文:丸原 歩(最高学部1年)・写真:最高学部1年

 

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