クリスマスの食事を頂く/学生生活・学外活動 - 自由学園 最高学部(大学部)/ 最先端の大学教育

クリスマスの食事を頂く/学生生活・学外活動 - 最先端の大学教育【自由学園 最高学部(大学部)】

学生生活・学外活動

クリスマスの食事を頂く

2023年12月21日

12月21日は、クリスマスの食事を男子部・女子部・最高学部に分かれていただく日でした。
最高学部では、学生委員会と学生有志が中心となり、学部食堂の場所づくりとプログラム決め、調理を行い、皆で頂きました。
昼食中のプログラムは、料理の報告や、ともに生活している体操指導助手の二人によるデンマークのクリスマスについてのお話し、弦楽の演奏などでした。
準備や運営には、学園で経験してきたことが自然と出されたように思え、これも「学園の学びの集大成」なのだと感じました。
心温まるひとときを過ごすことに、力を出してくれた教職員学生の皆様に感謝します。

学生による演奏
デンマークのクリスマスの様子を聞く
クリスマス特別メニュー

  

以下は、食事作りのリーダーが料理の報告として話してくれた内容です。

クリスマスおめでとうございます。
本日の献立は、バターロール、ミッシュブロート、オリーブビーフ、シーザーサラダ、里芋のガレット、人参グラッセ、生産野菜のスープ、クリスマスケーキになります。
今回最高学部では、学部1〜3年生14人の学生が、食糧部の古澤さん、調理員の大日向さん、木村さん、葉山さん、渡辺さんにサポートしていただき、総勢19名でクリスマスのお食事を作ることができました。
最高学部ではこれまで調理員さんと学生による一からお料理をするということをしたことがなかったので、これが初の試みとなります。
11月下旬にメンバーが集まって献立を決めるところから話し合いました。献立は、いつもは学部で作ることが難しい、数ものに挑戦してみようということで、女子部でよく食べられているオリーブビーフが上がりました。その他のものも、色味や食感のバランス、また学園で育てている生産野菜も使うことができるようにと考えながら決めました。
ガレットの里芋は中等科3年生、スープに入っている白菜は中等科2年生、蕪は中等科1年生、ブロッコリーは中等科3年生の生産のお野菜です。
2週間前に試作をし、そこでの失敗や気づきを踏まえて今日のお料理に臨むことができたと思います。普段、後片付け以外では学部の調理場を使用したことがない私たちでしたが、調理員さんに助けていただきながら、皆が中高6年間の中で経験してきたお食事づくりを思い出し、また学年を超えて和気藹々とお食事作りを楽しんでいた様子でした。途中ハプニングもありましたが、無事に出来上がることができてよかったです。学生の思いが詰まったクリスマスのお食事になったので、ぜひ味わってお召し上がりください。

今日の担当は以下の通りです。
オリーブビーフ:G2奥貫、G2各務、G2高木、G2山田
サラダ:G2藤井、G3二宮、G2三田村
スープ:G2白鳥、G2堀越
里芋ガレット:G1西、G2眞鍋、G2芳原
人参グラッセ&紅茶&ケーキ:G1大塚、G1前田

最高学部一年 西理恵

調理する学生たち
オリーブビーフを人数分丸めるのは、人数がいる学生料理ならでは

  

文:奈良忠寿(最高学部教員)、西理恵(最高学部学生)
写真:奈良忠寿・早野曜子(最高学部教員)、古澤さくら(食糧部職員)

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