2024年12月7日~8日(土日)に恵泉女学園大学で行われた日本有機農業学会第25回大会で、最高学部3年の山田周太郎さんが「自由学園那須農場における不耕起栽培への取り組み~活動のまとめと今後への課題~」と題して、ポスター発表を行いました。
学会の第1日の冒頭、今年度から自由学園でも農芸を担当して下さっている澤登早苗先生(恵泉女学園大学名誉教授)が、「有機農業の教育力と地域連携、社会課題解決力~恵泉女学園大学における30年のあゆみ~生活園芸から社会園芸へ 」と題して講演をされました。
今回の大会のテーマは「有機農業の社会的使命を”地域”の視点で考える」で、生産者と消費者が連携し、流通業者などを介さずに直接契約で農産物を定期購入するCommunity Supported Agriculture(地域支援型農業)・共感と信頼を基軸とした経済圏の確立、人と人が繋がるコミュニティ農園などの提案がありました。
山田周太郎さんは、2022年から栃木県那須塩原市の自由学園那須農場と東京都東久留米市の自由学園南沢キャンパスで行ってきた不耕起・無農薬・無肥料による作物の栽培を通して得られた知見、また未解明な点についてまとめて発表しました。第1日の昼に設けられたポスター発表のための1時間のコアタイムには、多くの方が関心を持って話を聞きに来てくださいました。今後の研究のための土台となる発表になったと思います。




文:鈴木康平(環境文化創造センター次長・最高学部特任教授)