4月9日(土) 自由学園第6代学園長就任式/近況 - 一貫教育の【自由学園】/ 幼稚園・小学校・中学・高校・大学部・45歳以上

4月9日(土) 自由学園第6代学園長就任式/近況 - 幼稚園・小学校・中学・高校・大学部・45歳以上【一貫教育の自由学園】

近況

4月9日(土) 自由学園第6代学園長就任式

2016年4月10日

桜咲く記念講堂(会場)

桜咲く記念講堂(会場)

2016年4月1日付で自由学園学園長に就任した高橋和也(前副学園長)の学園長就任式が、4月9日(土)中等科以上の新年度始業式の朝、自由学園記念講堂にて行われました。
女子部・男子部(中等科・高等科)、最高学部(大学部)の在校生一同をはじめ、父母代表、卒業生代表、関係団体の方々、学園理事、評議員、教職員が集い、新学園長の就任を感謝と共に喜びました。

自由学園は5年後の2021年に創立100周年を迎えます。
就任式は、自由学園の建学の精神や、校名となっている「自由」の意味を再確認すると共に、これからの学園に思いをいたす時となりました。自由学園は、新学園長のリーダーシップの下で新年度が始まりました。在校生、教職員皆が各々持てる力を出し、さまざまな課題のある現代社会にあって、自由学園がひとつの社会としてよりよくなるよう努めて、新しい自由学園を創っていきたいとの願いを新にいたしました。

司式 廣瀬 薫 牧師

司式 廣瀬 薫 牧師

就任の辞 高橋和也 新学園長

就任の辞 高橋和也 新学園長

 

 

 

 

 

■式次第
新学園長任命に際し    市岡揚一郎理事長

2.就任式礼拝          廣瀬薫牧師 (東京基督教大学理事長・日本同盟基督教団理事長)
讃美歌294
聖書 ルカ伝9章36節  新しき革袋のたとえの話から

3.就任の辞           高橋和也学園長
在校生に向けて学園長が挙げた創立者から引き継いでいく二つのもの

1.キリスト教精神
人は皆「自由」を与えられている。また、人の命は自分がほしくて得られるものではない。
命と自由はひとつのもの。その与えられている命と自由を何のために使うのか。
自分中心に使うのでなく、人や制度などに頼るのでなく、一人ひとりよく考えたい。
キリストを先生として、創立者の掲げた理想である愛の世界の実現、愛のある学校を皆で目指したい。
将来社会に出てリーダーとなった時にも、愛のある心優しきリーダーであってほしい。
人は皆、神から愛されていることを覚えていたい。

2.開拓者精神
日本で女性初の新聞記者となった創立者の羽仁もと子先生は、さまざまな困難、迫害などに直面しながらも、 よりよい社会を創るために何ができるかと熱い思いを持って、それらを乗り越えていった。
新しい社会をこれから創っていく生徒の皆には、その開拓者精神をこの学園で身につけてほしい。
自由学園は95年の歴史がある。これまで築いてきたものが沢山あるが、表面的な形にはとらわれず、その根本の精神を大事にしたい。
また、今の社会にある課題は、答えのないものが多い。それらをこの学園の中の課題として、 学校という社会の中で一人ひとりが本気になって解決し、実現していくことで、 そのような開拓者精神を身につけてほしい。
(上記は学園長の話の一部分です。詳しくは、「学園新聞」に掲載される予定です。)

4.祝辞
学生代表 最高学部4年課程4年 松島耕太
教職員代表 最高学部学部長 渡辺憲司
父母会代表 最高学部父母会委員長 鈴木裕子

 

 

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