6月11日
新座・東久留米・清瀬の三市内にある教会で作る、教会防災ネットワークの定例会へ参加してきた。この度は、清瀬ひかり幼稚園(清瀬旭ヶ丘教会)を会場に行われた。自由学園は、地域防災への貢献の一環として、3年前からこの活動をお手伝いさせていただいている。今回の定例会では、今年の9月3日に開催を予定している”防災フェスタ”について最後の詰めを行った。教会防災ネットワークは、これまで9月の防災の日に合わせて、被災地にある教会の牧師の方をお招きして講演会を開催してきた。昨年は、福島県福島第一聖書バプテスト教会佐藤 彰牧師が講師を務められたが、今年から新たな挑戦ということで防災フェスタの開催が計画された。当日は、学園も学部棟周辺をお貸しし、また消防署や市役所、社会福祉協議会などにも参加していただき、賑やかにできればと思っている。今後、チラシ等出来上がりましたら掲載いたします。是非ご参加下さい。
6月14日
政策研究大学院大学が、毎年実施している防災セミナーへ参加してきた。このセミナーは、全部で10回開催されることになっており、今年の第1回目として、跡見学園女子大学鍵屋 一先生が講師を務められた。先生のご講演には、これまで何度も出席させたいただており、そのご縁で、今年3月に市役所の災害啓発講演会でお話をしていただくことができた。ご専門は地域防災だが、先生の知見は、学園が目指すそれの指針となっている。
今回の講演でもキーワードは「ご近所力」で、「ご近所力」こそが安心・安全の源泉であるとのご指摘だった。また、「近助(ご近所力)」が強くなれば、「自助」も「共助」も「公助」も強くなるとのこと。このことは、災害時に学園が学内対応に注力するためには、地域の防災力向上が欠かせないとこれまで考えてきた部分とも重なる。引き続き、地域防災の向上のために貢献してゆきたい。
危機管理本部 蓑田圭二