10月19日
この度、日本トイレ研究所から、「防災トイレアドバイザー」として認定をしていただいた。昨年度から、「災害時トイレ衛生管理」に関する2つの講座を受講し、その後、自由学園の防災トイレ計画を作成・提出、その審査会といったかたちで積み上げ、今回の認定へと至った。
災害発生時には、様々なことを同時並行的に実施しなければならないが、その中でもつい遅れがちになるものの一つにトイレ対応がある。その結果、断水や排水管の破損にも関わらずトイレを通常使用し、悲惨な状況になってしまった例は多く、これは衛生問題としても後々ボディーブローのように効いてくる課題でもある。
現在本校は、地域防災へも関わりを持ってやってきているが、災害時のトイレ問題は、多くの方々にとって共通の課題でもあるので、今後も学内だけでなく、広く地域へも役立つ情報を積極的に発信してゆきたい。
危機管理本部 蓑田圭二