先週11日の土曜日に、男子部グラウンドを使わせていただき、学園町自治会の防災訓練が行われた。この訓練は、毎年この時期に開催されており、今年は東久留米消防署も参加し、煙体験と消火器訓練を併せて実施した。また昨年までは、自治会内の参加者をブロック毎に指定して行ってきたが、今回からは自主参加が基本となるように変更され、どれくらいの参加者があるのかも大きな関心事であった。
訓練は10時に始まり、参加された住民の方々は、自治会防災倉庫内の見学や防災備品の説明会、煙体験、消火器訓練へ思い思いに取り組まれた。参加者は60名近くにもなり、運営スタッフも含めると想定以上の賑わいとなった。
グラウンドでのプログラムが終了した後、今度はしののめ茶寮へと場所を移し第二部の防災勉強会へ参加していただき、ここへも50名近い方々が来て下さった。私が自治会からいただいたテーマは「備えあれば憂いなし」ということで、地震に関する情報やこの地域の災害上の課題などをお示ししながら、”在宅避難”へ繋がる個人備蓄の充実や地域としての防災力向上をお願いした。
災害時の学校は、地域の防災力に大きな影響を受けると私自身は考えており、その意味で、今後もより一層地域防災へと関わりながら良い備えを進めて行きたい。
危機管理本部 蓑田圭二
