しののめ茶寮に避難所が開設される/安全への取り組み お知らせ・活動報告 - 一貫教育の【自由学園】/ 幼稚園・小学校・中学・高校・大学部・45歳以上

しののめ茶寮に避難所が開設される/安全への取り組み お知らせ・活動報告 - 幼稚園・小学校・中学・高校・大学部・45歳以上【一貫教育の自由学園】

安全への取り組み お知らせ・活動報告

しののめ茶寮に避難所が開設される

2019年10月15日

この度の台風19号は関東地方を中心に甚大な被害をもたらした。被害の詳細が明らかになるにつれて、個人による準備ではどうにもならない自然の猛威を思い知らされる。ただ一方で、被害がそれほど大きくなかった地域では、食料品や水が店頭から姿を消した様子も報道されている通り、日頃からの備えの重要性も再確認させられる。今後も個人と行政とが車の両輪となって、防災を前へ推し進めてゆく必要性をあらためて感じる機会となった。

この台風19号に関連して、本校でも10月12日(土)の8時頃からしののめ茶寮に自主避難所が開設された。これは、2017年の台風21号以来2度目のこととなる。今回は、9日(水)に市役所から避難所設置の可能性が伝えられ、10日(木)にはほぼ決定という流れであったため、本校としても余裕をもって様々な対応ができた。そして11日(金)の夕方までには市の災害用備蓄品の搬入も完了し、行政もスムーズに事前対応を進めている様子が見られた。

実際、避難所は13日(日)の8時頃に閉鎖となったが、約24時間の間に利用された方々は老若男女合せて23人で、最高齢は90歳の男性だったそうである。また、市内全体でも14ヶ所の自主避難所が開設され、約270名がそこを利用したとのことで、この利用者数に市としても驚いていると話されていた。

今年に限らず、自然災害の激甚化は引き続き否めない方向性であるだろう。その中で、本校の在校生や教職員の安全・安心を確実に守ることはもちろんのこと、地域に根差した学校として、住民の皆さまにも貢献しなければならないことを強く感じる。今後も良い準備の下、防災力向上のために努力を続けてゆきたい。

危機管理本部 蓑田圭二

市の災害用備蓄品

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