初等部5年生が植えた稲穂が色づき、今日は待望の稲刈りでした。中高で「技術」を担当する真野先生の指導のもと、2人1組でペアになり、稲刈りからハザ掛けまで、皆、熱心に取り組んでいました。
黙々と稲穂の間に分け入って刈り取る人、試行錯誤しつつ束ねて麻紐でしばる人、ハザ掛けした稲穂の下でホッと一息つく人、バッタやトカゲを見せてくれる人、刈り終えた後、丁寧に落穂拾いに取り組む人。どの姿も清々しく楽しそうで、気持ちの良い時間でした。落穂も合わせてしばるといくつもの束になりました。
保護者の方が共に作業に加わってくださったこともうれしいことでした。
「教育 に何よりも大切なことは、共に学び共に働くことである」という羽仁もと子先生の言葉が自然と思い浮かびました。
隣のサトイモ畑では稲刈り見学の後の4年生が、楽しそうに畝と畝の間の通路をぐるぐると列を作って踏み固め。「何やってるの？」と聞くと「雨乞いの儀式です！」と踊りながら。この光景は撮り損ねました。
高橋和也Facebook 2023年9月29日