女子部卒業生会・同学会の皆様へ
東日本大震災の被災地への支援活動の一つとして、卒業生の皆様に子どもたちへおくる本を集めることを呼びかけ、５月１０日から６月３０日まで受けつけたところ、男女合わせて１０８名の方がご参加くださり、３，４０９冊もの本が集まりました。ありがとうございます。
中には、新品の本のみ送ってくださった方や、周囲の方々にも呼びかけて、沢山の本を集めて送ってくださった方もありました。被災された方へと、本の隙間に新品のタオルほか小物類を同封していらした方などもあり、それらも被災地にお届けするように対応いたしました。
皆様から届いた本を分類整理し、拭いて箱詰めをすることは、図書館職員と図書グループの学生や生徒が主にして、送ってくださった方のリスト作成は協力会の方がボランティアでして下さいました。
集まった本は、最高学部生と教師が救援活動で東北に行く時に、車で運びました。友の会の方々との活動の中で、釜石や大槌町では避難所にお届けしたり、青空市で皆様に選んで取っていただいたりしました。仙台の友の家でも預かってくださり、活動の中で活用して下さることになっています。
また、遠野市文化研究センターが「三陸文化復興プロジェクト」として、図書館を再開するために児童書を中心に集め始めたことを盛岡友の会の方が知らせてくださり、最後はそちらへ集中的にお送りすることにしました。６月下旬の活動の際には１８箱お届けしたところ、大変喜んでいただいたそうです。
卒業生の皆様、ご協力ありがとうございました。取り急ぎご報告いたします。
自由学園震災救援センター
広報室 椚田結子