自由学園では、水道水(飲用)は、学園内の地下50メートルおよび170メートルから汲み上げた井戸水も使用しています。井戸水は毎日水質検査をしていますが、福島第1原子力発電所の事故の影響を考え、放射線量についても、毎月1回定期的に測定することにいたしました。その結果を報告します。
放射性ヨウ素131、放射性セシウム134および137の測定値です。
採取日 6月15日 いずれも不検出 (検出下限値4または5Bq/kg)
7月12日 いずれも不検出 (検出下限値5~8Bq/kg)
9月12日 いずれも不検出 (検出下限値0.6~1.0Bq/kg)
念のために校内の畑(学園内呼称:新天地)の土壌と、そこで栽培し、収穫したジャガイモについても放射線量を測定しました。結果は以下の通りです。
土壌 採取日 6月15日
放射性ヨウ素131 不検出 (検出下限値14Bq/kg)
放射性セシウム134 63Bq/kg (同12Bq/kg)
放射性セシウム137 61Bq/kg (同 15Bq/kg)
ジャガイモ 採取日 7月12日
放射性ヨウ素131 不検出 (検出下限値 6Bq/kg)
放射性セシウム134 不検出 (同 4Bq/kg)
放射性セシウム137 不検出 (同5Bq/kg)
*検出下限値は、測定器が検出可能な最小濃度の値です。
*測定者:財団法人 九州環境管理協会 調査分析部
自由学園広報室