女子部改修の現状について/近況 - 一貫教育の【自由学園】/ 幼稚園・小学校・中学・高校・大学部・45歳以上

女子部改修の現状について/近況 - 幼稚園・小学校・中学・高校・大学部・45歳以上【一貫教育の自由学園】

近況

女子部改修の現状について

2023年12月11日

  男子部体育館の改修が「生徒の学び方に合った多目的な空間」をつくることを目指した一方、女子部の改修は「建物を動線で繋ぎ賑わいをつくる」ことをコンセプトにしています。現在 1期工事として教室棟の拡張と共学化に必須な男女トイレ、そして体操館の空調設置を、2024年6月竣工を目指して現在工事を行っています。来年からは体操館の空調設置工事も始まります。続く2期工事は教室棟を外廊下で繋ぐデッキ設置工事を予定しており、竣工は2024年秋以降になる予定です。

  女子部は2022年に、その校舎群が東京都の文化財に指定されました。1934年に建築され、90余年にわたり数多くの生徒が学びかつ手入れを続けてきた建物ですが、いざ改修を行おうとすると超えなければならないハードルが多々あります。文化財保護条例、現行の建築基準法、埋蔵文化財保護、バリアフリー条例など行政の許認可の交渉がまだ続いています。同時に、原材料費や人件費の高騰で予算面での調整が必要な状況です。そういった数々のハードルの中であっても、教員、キャンパスマネージメント本部からなる校舎改修チームは、生徒たちが文化財建造物のなかで学ぶ貴重な体験と日々の使い勝手や新しい教育を最大限収斂する校舎改修を目指しています。

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