新型コロナウイルス感染症拡大のため、2020年から対面による国際交流は中断しています。昨年、インターネットによる交流を海外の学校に提案したところ、アメリカのニューヨークとハワイの高校、フィンランドの2校、そしてデンマークの2校の合計6校の担当者が賛意を示してくれ、生徒たちも喜んでいるとのことでした。学園側では、男子部・女子部の英語科の教師が有志の生徒を募り、それぞれ、自己紹介や学校紹介、国の文化の紹介など3~4分のビデオを制作し、ビデオ交換が始まっています。
1月13日には、ニューヨーク市内の公立高校Bronx Collaborative High School (BXCHS)で日本語を勉強している生徒たち6人と、高等科の学園生(男子4人、女子2人)とが、ZOOMを用いたミーティングを開くことができました。
簡単に自己紹介をしたあと、3つのグループに分かれ、それぞれ学校紹介や興味のあること(好きな音楽についてなど)をお互いに聞き合うことができました。朝8時(ニューヨーク時間は前日の午後6時)から40分程度でしたが、今後もこのような集まりを開くことを確認して解散しました。
BXCHSからは2018年6月末に13人の生徒が学園を訪問しています。学園からは2017年、18年、19年にニューヨークにそれぞれ男女2人ずつを派遣した際、1日か2日BXCHS校を訪ねて交流を重ねてきました。他の5校とのインターネットによる交流も楽しみです。